予算管理の流れ

ここでは予算管理の流れ、を追って行きたいと思います。予算管理をきちんとおこなうことは、現在おこなっている事業がどのように推移しているかを把握することを意味します。事業が軌道に乗っているのか、それとも見直しが必要なのか、新しい借り入れが必要なのか。そういった判断は、きちんとした予算管理抜きではできません。

採算見積もりを作る

採算見積もりは、原価や固定費、売り上げを見積もることです。実際にどの程度の歳出があり、そして歳入が必要なのかを理解するために必要であり、具体的な目標作成、今後の指針のために何よりもまず作成する必要があります。月ごとに作るだけでも効果がありますが、年間で作成し、利益目標を作るとより効果的になります。

簿記の基礎を学ぶ

個人事業者として自身で確定申告をおこなう場合は当然ですが、外部委託する場合でも、簿記の基礎を学ぶことはとても重要です。事業がうまくいっているか具体的な形として見るためには、損益計算書や貸借対照表を読む必要があるからです。また簿記の基礎を学ぶことで、経費の意識を普段から持つことができます。個人の場合、経費のグレーゾーンというのが必ず存在します。その辺りをきちんと捌くためにも、普段からの意識が重要となります。

予算管理方法

現在は、フリーソフトでも十分に使いやすいものが存在しますし、もし知識があるのなら、Excelで自身にあったものを作成するのも良いでしょう。